ポケモンGO復帰勢の遊び方 一度辞めてしまったプレイヤーは2度楽しめる 

ポケモンGO復帰勢

2016年7月に日本でサービスが開始された「ポケモンGO(ぽけもんごー)」ですが、実装された当時は未完成な部分がかなりありました。
始めてみたものの、すぐやめてしまったプレイヤーも周りには多く、実際に私もその一人でした。

ところが、誘われて久しぶりに「ポケモンGO」に戻って来たら、色々と改良されていて、とても面白くなっていることを知りました。
ここでは、一度は始めてみたけれど、辞めてしまっているプレイヤーに向けて、あらためて、過去と今のポケモンGOの楽しみ方、遊び方の違いを書きたいと思います。

目次 Contents

ポケモンGO実装当時

2016年7月22日に日本でサービスが開始されました。

ポケモンGOはスマホの位置情報を使って、実際に歩き回ってポケットモンスターを集める位置情報ゲームアプリです。
ゲームソフト「ポケットモンスター」の世界そのままに、主人公(プレイヤー)がポケモントレーナーとなり、旅に出て、遭遇するポケモンを捕獲して図鑑を完成させたり、ポケモンジムで戦ったり、を現実世界で行えるゲームです。
ポケモン好きにはまさに夢のゲーム。
配信された2016年の7月22日には、サイト集中によりアプリがダウンロードできないということが発生するほどの人気でした。

ところが、配信されてすぐのポケモンGOは、人気の高まりとは逆に、通信状況の不安定さ、都市部と郊外の格差の問題、歩きスマホの問題、プレイヤーのマナー違反など、様々な問題も起こりました。

遊び方は、ポケストップを回し道具を回収する、ポケモンを捕獲する、ポケモンジムで遊ぶ、ひたすら歩いて卵を孵化させるといった、割と一人で黙々と行うゲームだったように思いだされます。

若い世代は、その単純作業に飽きてすぐやめてしまうことが多かったようです。

私は中年世代。ジムで立ち止まって、ジム戦をするのは少し恥ずかしくて、ひたすら歩いて卵を孵すことに専念していました。

では、ここからは、ポケモンGOの最初と今との大きな違いを揚げていきましょう。

フレンド機能

2018年6月18日にフレンド機能が実装されました。(ウィキペディアより)
孤独にコツコツというポケモンGOでしたが、フレンド機能で友達ができるようになり、プレゼントを渡しあったりして楽しめるようになりました。

フレンドになるには、相手のトレーナーの「トレーナーコード」を教えてもらいます。
画面の右下の自分の顔と相棒ポケモンをタップ

自分の全身が映っている画面。
一番上に「自分」「フレンド」とあるので、「フレンド」をタップ。

フレンド追加ボタンをタップ

上に自分のトレーナーコード
下にフレンド追加するためのコードを入力できる場所があります。

ポケモンGOフレンド追加

自分のコードを教えて、相手にリクエストしてもらうこともできますし、相手のコードを聞いて自分からリクエストすることもできます。どちらも、リクエストを受けた方が承認すれば、フレンドリストに表示されるようになります。

フレンド機能でできること

◇フレンドになると、最後に相手が捕まえたポケモンや歩いた距離、捕獲したポケモンの総数、バトルの勝利数など、お互いのゲームのプレイ状況を知ることができます。

◇ギフティング機能
プレイヤーは特別なプレゼントをポケストップやジムから手に入れることができます。
自分でこのギフトをあけることはできません。
フレンドに贈ることで、フレンドが開封できるのです。

ギフトの中には、冒険に役立つ道具(ボールや木の実、回復グッズなど)のほかに、特別な卵も入っていることがあります。
ギフトにはギフトを手に入れた場所がかかれたポストカードが添えられています。
友達にプレゼントを贈るようになると、そのギフトを手に入れる場所にも凝るようになり、行動範囲が広がります。

ギフトを贈るのは一日一回が上限。相手が開封していないと次の日になってもギフトは贈れません。

◇仲良し度
それぞれのフレンドには「仲良し度」という指標があります。
知り合い→友達→仲良し→親友→大親友と5段階あります。

その仲良し度を上げるのに役立つのが先ほどのギフティングです。そのほか、一緒にジムバトルやレイドバトルに参加したり、トレード機能を使うことによって、仲良し度は上がっていきます。
ギフトは相手がギフトを開封してくれないと、フレンドレベルは上がりません。

仲良し度を上げることで得られるメリットの一つとして、仲良し度アップごとに経験値をもらえることです。

・大親友 →100000xp
・親友  →50000xp
・仲良し →10000xp
・友達  →3000xp
・知り合い→無し

大親友になると10万xpなので、かなりの経験値量です。

ポケモンGOが嫌になる理由で、ある程度上のレベルになると、なかなかレベルアップができない、ということが考えられます。プレイ中に経験値が発生するのは主に、ポケモンをゲットする、ポケストップを回す、ポケモンを進化させる、などなどありますが、プレイヤーのレベルが上がってもその経験値は一定しているので、なかなかレベルアップさせる経験値ポイントがたまらないんですよね。
それが、大親友になると100000xpもらえるので、レベルアップにはかなり貢献してくれると思います。
そして、レベルアップがしやすくなると、続けるモチベーションも上がります。

◇ポケモン交換ができる

対戦機能「トレーナーバトル」
近くにいるトレーナーフレンドとバトルができるようになっています。これは仲良し度が親友以上ならばネット対戦が可能。

いつでも冒険モード

いつでも冒険モードはゲームを起動していなくても、歩行距離を計測して、卵の孵化ができたり、相棒ポケモンのアメを手に入れることができるモードです。
ポケモンGO配信後に売り出された、Pokemon GO Plus(ポケモンゴープラス) やAppl Watch(アップルウォッチ)に連携させないとできなかったことが、できるようになりました。

この機能は2018年11月2日にTL(トレーナーレベル)40のトレーナーに開放され、11月6日には全ユーザーがいつでも冒険モードを利用できるようになっています。
実装当時は、「落ちる・強制終了する・クラッシュする」などの不具合が発生していたようですが、今現在問題なく使えているようです。

ゲームを起動していると、どうしてもスマートフォンの電池の消耗が激しくなります。
そして、以前はポケモンGOをうっかり起動し忘れていてもったいないと思ったことが何度もありましたが、そんな問題も解決されました。

この機能、ポケモンをゲットしたり、ポケストップを回したりは自動にはしてくれないです。
でも、隙間の移動距離(駅での乗り換えとか)も加わるので、以前よりも卵の孵化速度は上がったように思います。

ポケモンジム~バトルしなくても楽しめる仕様へ

初期のポケモンジムは、他チームのジムではバトル、自チームのジムではトレーニングができる(仮想バトル)場所でした。
ジムのある場所で、スマホを取りだして画面を叩いてバトルするのがどうしても恥ずかしくて出来なかったので(当時47歳)、ジムで遊ぶことはありませんでした。
2017年6月にはシステムが変更され、トレーニング機能が無くなりました。代わりに、1つのジムに早いもの順で6匹のポケモンが配置できるというシステムになりました。(1人のプレイヤーは1体)
ジムに配置されたポケモンには、遠隔で「やる気」を維持する木の実を与えることができます。
ジム防衛し続けると、10分に1コインの割合で、ポケコインをもらえます。(1日の上限は50コイン)

集めたポケコインでグッズを購入できたり、着替えたりすることができます。

この仕様変更により、今までポケモンジムで遊ぶことのなかったプレイヤーも、楽しむことができるようになりました。

少し離れたところにある自分のチームカラーのジムに、ポケモンの空きがあったら、自分のポケモンを置きに行ったりと、今まで以上に歩くことのハードルが下がったように思います。

ポケストップにロケット団が現れる

ポケストップが黒くなっているとき、ロケット団に占拠されているのです。
そのポケストップを回すと、下っ端のロケット団にバトルを申し込まれます。

もちろん、回避することもできますが、時間があるときは3対3のポケモンバトルもできます。

ロケット団とのバトルに勝利すると、シャドウポケモンのゲットチャンスが現れます。
シャドウポケモンは白色のプレミアボールでないとゲットできません。手持ちのプレミアボールが無くなると、シャドウポケモンは逃げてしまいます。
プレミアボールはロケット団に勝利すると条件によって増減はありますが、必ずもらえます。

シャドウポケモンとはロケット団に強化されたポケモンで、本来以上の力を持っているとされます。
通常のポケモンと違って、紫色のオーラをまとい、目つきが悪いです。

シャドウポケモンは「ほしのすな」と「アメ」を使ってリトレーン(シャドウポケモンを救う方法)することが可能。
リトレーンすると、性能が大きく変化します。
個体値(星の数)が上昇したり、ポケモンレベルが25になったり、「おんがえし」を覚えたり、強化のコスト(ほしのすなの数)が減ったりというメリットがあります。

まとめ

2年ぶりに再開したポケモンGO。

「一人で黙々と」という印象が強かったポケモンGOが、3年経て他プレイヤーとコミュニケーションを取りながら、楽しめるゲームへと変わっていました。

フレンドを増やすことが、より楽しくプレイできるポイントです。

フレンドを増やせない心配があるかもしれませが、意外と周りには「ポケモンGO」プレイヤーが多いようです。
インターネット上にも、フレンド募集の掲示板などありますし、思ったよりは苦労なくフレンドを作ることはできそうです。

再開してから、毎日の歩行距離が倍増しました。もともと犬の散歩などで外で歩くことはしていましたが、それ以上に積極的に「歩く」ようになっています。

健康にもよい「ポケモンGO」、辞めてしまったプレイヤーさん、もう一度始めてみませんか?

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