池井戸潤(いけいどじゅん)さん原作のドラマ
「ノーサイド・ゲーム」7月7日から始まりました。
見逃した方へ詳しく内容をお届けします。
目次 Contents
物語全体のあらすじ
大手自動車メーカーに勤める君嶋は、上司(常務)に
異を唱えたことから、工場勤務へと左遷される。
左遷された先で総務部長と兼務して、弱小ラグビー部の
GM(ゼネラルマネージャー)に任じられ、
自身のキャリアとともに、ラグビー部の再起をかけて
奮闘していく。
登場人物(抜粋)
君嶋隼人 /大泉洋さん
君嶋真希(妻)/松たかこさん
滝川桂一郎 /上川隆也さん
島本博 /西郷輝彦さん
柴門琢磨 /大谷亮平さん
1話詳しいストーリー
舞台は2017年東京・丸の内から
雑踏の中でたたずむ君嶋(大泉洋さん)
会社で、府中工場への左遷を言い渡された。
会社はトキワ自動車。
君嶋は経営戦略室で様々な案件を分析し、
会社に貢献してきた人物である。
その2週間前に、滝川常務(上川隆也さん)の
提示した買収案に、経営戦略のプロとして異を唱えたのだ。
常務は買収を成功させて、社長と対抗しようとしている。
君嶋は同期の中で断トツの出世頭。
常務は、君嶋の会社での将来のために、自分の進める
買収案に有利な分析案を提出するように君嶋に命令。
しかし、君嶋は駄目なものはだめ、とはっきり断り、
買収案に反対する意見書を提出した。
その意見書は通り、取締役会で買収話は否決された。
その後、君嶋は常務によって府中工場へと
左遷されてしまったのだ。
府中工場で総務部長となった君嶋は、社員、
ラグビー部員から熱烈な歓迎を受ける。
そこで、初めてラグビー部のGM(ゼネラルマネージャー)
を兼任することを知り困惑する君嶋。
トキワ自動車ラグビー部アストロズは、
島本社長の肝いりで創部された。
かつては強豪であるが、現在は低迷している。
君嶋を歓迎したアストロズのメンバーだが、
裏では君嶋に対して、不信感を持っている。
ラグビーの素人であること、
君嶋を左遷した滝川はアストロズを
会社のお荷物扱いしていること、
この左遷は実はアストロズを廃部させるためのものではないか、
とも疑っている。
そして、君嶋が今まで経営戦略室で行ってきたのは、
「お金」の分析である。
アストロズにかかる予算を減らすためにきたのかもと
部員たちは疑心暗鬼である。
実際、アストロズにかかる経費は年間14億円。
それに対する収益はほとんどゼロ、成績は低迷。
トキワ自動車の負債とも言えるアストロズを
任された君嶋は困惑している。
廃部にしたいとも考えているが、社長のことを考えると
そうもいかない。
家でぼやく、君嶋。
妻の真希(松たか子さん)は、それならば、
アストロズを廃部にしたい滝川常務の意向をくんで、
アストロズを廃部にしてしまい、
本社に戻してもらえばいいじゃない、とアドバイスする。
※妻役、松たか子さん、現実的でさばさばしている奥さんを好演しています。
赴任してきたばかりの君嶋には
予算案をたてること、
新監督を探すこと、などの問題が待っていた。
成績は最低、金ばかりかかって収益はゼロ、
じゃあ、アストロズは何のためにあるんですか?
社会貢献、何をどう貢献しているんですか?
地域の人たちは、FC東京(サッカーチーム)
の試合には足しげく通うけど、
ラグビーは見に来ない、
世間はラグビーなんて興味ないんだよ。
という暴言(正論)をラグビー部員にぶつけ、ラグビー部と君嶋の対立は深まる。
マネージャーに、ラグビーが嫌いだと
思わず言ってしまう君嶋。
なんでラグビーが嫌いなのか。
ラグビーの名門大学出身の君嶋。
クラスにラグビーの日本代表に選ばれるほどの
選手がいて、ちやほやともてはやされること、
憧れの同級生の女の子と付き合っていたこと、
など、羨んでいたらしい。
ちっちゃい男であるが、
でもその時の悔しさが、会社に入ってからの
君嶋の原動力となっている。
本社の滝川常務は君嶋を呼び出し、
次の取り締まり会議でアストロズの今後を
議題に上げることを告げ、
さらに君嶋に意見書を出すように命じる。
自分の買収案をつぶしたときのように、
正直な報告書を出せというのだ。
経営戦略室で身につけた分析で、アストロズの現状が
会社にとって負債になっていることを
報告せよ、というのだ。
そのことに対する見返りを約束され、
君嶋は意見書を出すことを約束する。
そこから、君嶋はアストロズの分析を始める。
3時まで仕事で、その後練習をするラグビー部員。
その仕事ぶりを観察する君嶋。
会社に迷惑をかけている意識がある部員たち。
ラグビー部が最後の居場所である、部員たち。
同じころ、君嶋の息子は、父親がラグビーの仕事を
始めたからといって、
同級生のサッカー少年たちにからかわれ、いじめられる。
※そんなことでいじめるかよってツッコミを入れたくなる
最終的に
「廃部が妥当である」と、意見書をまとめたその夜、
息子がラグビーをやりたいと言い出した。
土曜日に練習を見に来た君嶋は、なりゆきから練習に参加。
君嶋に反発心を抱く、部員の一人 浜畑がタックルの練習を勧め、
タックルに挑戦した君嶋は、ものの見事に跳ね返される。
偶然トキワ自動車の社長が練習を見に来ていた。
どういう結論を出すのかを社長に問われた君嶋は、
正直に今の現状を告げ、
ラグビー部の存続は難しいと伝える。
社長は、君嶋にニュージーランド代表
(オールブラックス)の試合前の儀式(ハカ)の例を上げて
ラグビーの魅力を語った。
※ハカとはニュージーランドの先住民族マオリが
戦いの前の儀式として行っていた伝統的な踊りである。
ラグビーは危険なスポーツである、もしかしたら死ぬかもしれない、でもチームのため、応援してくれている人たちのため戦う。
諦めることなく戦う。
その姿に魅かれ、応援するのだ、と。
熱く語る社長だが、冷静に正直な分析を告げる君嶋。
翌日控えた役員会議に、アストロズ廃部の報告書を
提出するため本社を訪れた君嶋は、
自分を左遷した滝川常務が、以前つぶれた買収を
再び進めていることを知る。
この買収案が通れば、滝川の社内での地位は上がる。
さらに、社長が大事にしているラグビー部を
廃部にすれば、一気に政権交代へ拍車がかかる。
そのことを滝川常務に直接問いただす君嶋。
買収案に邪魔になる君嶋を左遷して、さらにアストロズの廃部の報告もさせ、とことん、君嶋を利用しようとする滝川常務。
池井戸ドラマに必ず出てくる、悪役です。
今回はこの人かな?
ラグビー部を廃部する報告書を出すことに対する
見返りを約束していた滝川常務だったが、
その見返りは、なんと府中工場に新しいエアコンシステムを導入する、というものだった。
本社に帰れると思っていた君嶋。激しく動揺し、大雨の中で練習するアストロズのグランドへ。
大雨の中、一番君嶋に敵対心を持っていた部員の 浜畑にタックルを続ける君嶋。
社長が語ったラグビーへの熱い思いを思い出しながら、
タックルし続け最後には相手を倒した。
家では、息子へのいじめを知ることとなり、
息子がなぜ急にラグビーをやりたいと言い出したのかが分かる。
強くなり、自分の力で戦おうとしていた息子の気持ちを知り、
スポーツとしてのラグビーの魅力を語る君嶋。
※このあたりから、ラグビーに対する気持ちが変わってきましたね。
翌日、予算ゼロの予算案をラグビー部員に提示する君嶋。
厳しい口調で、部員を鼓舞していく。
自分のサラリーマンとしての境遇と、
ラグビー部アストロズの状況を重ね合わせて、
ともに戦うことを選んだ君嶋。
君嶋は結局、会社での取締役会議で、もう一年様子を見るべきである、との報告書を提出した。
アストロズの浮上が、自分の会社員の再起の勝機とすべく動き出したのである。
残るは新しい監督を決めること。
これは来週。
ネタばれしてしまうと、強豪の城南大学ラグビー部が
3連覇を成し遂げた監督を更迭する。
その辞めさせられた監督が、実は・・・・。というところで1話終了です。
池井戸潤原作のドラマらしく、テンポよく進んでいきそうです。
楽しみですね。
実際にラグビー選手だった人たちが、俳優としてアストロズの選手を演じています。
ラグビーの激しいぶつかり合いが大迫力です。
そして、ニュージーランドから日本へやってくるケイタという少年。
どういう子なんでしょうね。ほんと次回が楽しみです。
7月14日(日)午後2時から、
日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」好評につき初回SPダイジェスト!第2話今夜9時!
TBSで放映予定です。
また、Gyaoでは7月14日(日)20時59分まで1話を無料で観ることができますよ。
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