2021年になりましたが、新型コロナウィルスの騒動は未だ続いています。
というより、11月くらいからPCR(ピーシーアール)陽性者数はどんどん増え続け、とうとう私の住む東京都は2回目の緊急事態宣言が出されてしまいました。
毎日、新型コロナウィルスのニュースに注目していますが、今日は次のようなニュースが気になりました。
吉村府知事「陽性者と感染者は違う」
また飛び出したドヤ顔”妄言”!
専門家も「ナンセンス」と一刀両断
との見出しで日刊ゲンダイDIGITALが発表した記事です。
記事を読むと、
知事の定例会見にて、吉村府知事は記者から「PCR検査の陽性者と感染者は違うという認識か」と問われ、「そうです」と真顔で返答。ドヤ顔で自論を続けた。
「僕の中の感染者っていうのはそれに感染して、他に感染させる力がある状態で、陽性者はあくまでも検査で陽性になった人であって、イコール感染者ではない」
この発言にネット上はおおあれ。
とあります。
この記事は吉村府知事を貶める目的で書かれているようですが、私の考えは違いました。
吉村府知事の説明は多少難ありですが、私も感染者と陽性者とは分けて考えた方がいいのではないかと思っているからです。
そもそも感染とは
感染とは病原体が宿主の体内に侵入して、足場を得て増殖するようになった場合を言います。
感染に引き続いて病気になる場合があり、これを発病または発症と言います。
症状が軽いか、はっきりしないで終わる場合もあり、この場合を不顕性感染と言います。
参考:「衛生学・公衆衛生学 東洋療法学校協会編」
PCR検査で陽性になるとは
PCR検査とは、簡単にいうと検査材料中の特定のDNAの断片だけを大量に増幅する技術です。
鼻のぬぐい液、もしくは唾液などから少量でも新型コロナウィルスの断片(核酸)があれば、それを増幅して検出し、陽性または陰性と判断しているのが、現在の新型コロナウィルス流行におけるPCR検査です。
つまり、新型コロナウィルスが少しでも鼻の粘膜についていたら、陽性と診断されてしまいます。
しかもPCR検査では病原体が死滅していても(感染力を失っていても)、標的核酸が保たれていれば増幅でき、検出できるのです。
これはPCR検査の利点でもありますが、今回の新型コロナウィルスの検査では、死んだウィルスを検出されて陽性と診断された人がいるかもしれません。
そして、「感染とは」のところで書いたように、病原体が体内に侵入していなければ、感染者とは言えません。
陽性と診断され、体にウィルスが付着していたことは確認されたけど、そのウィルスに感染力があるのかどうか、あるいは、そのウィルスが体内に侵入して増殖をしているのかどうかはPCR検査でははっきりしないのではないのでしょうか。
もちろん、陽性となったからには、これから発症する可能性もあるのですから、他者と距離を置くことは必要と思います。
毎日のニュースでは、
「新型コロナウィルスの感染者は〇〇人だった・・・」と発表されています。
ちなみに東京は今日は2000人を超えていました。
でもそれは本当に感染者なのでしょうか?
その数は本当に過剰に恐れるべき数字なのか、冷静に考えたいですね。
新型コロナウイルス 「正しく怖がる」ために知っておくべきこと 正しい知識と対応
こちらでも書いたように、新型コロナウィルスを「正しく怖がる」という姿勢は変わりません。
お断り:決して新型コロナウィルスを軽く見ようと言っているのはありません。
特効薬もない今ではやはりウィルスに晒されないのが一番です。
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