ゴールデンレトリバーと暮らすメリットとデメリット ペットショップで買うまえに知っておいて欲しいこと

ゴールデンレトリバーと暮らす

ゴールデンレトリバー(Golden Retriever)とは、犬の種類です。大型犬です。飼うにはある程度の覚悟が必要ですが、
一緒に暮らすことで飼い主に多くの幸せをもたらしてくれます。

ここでは、我が家の経験からゴールデンレトリーバーを飼うことのメリット、そしてデメリットをご紹介します。

※ゴールデンレトリバー、またはゴールデンレトリーバーと呼ばれます。ここでは統一してゴールデンレトリバーと表記します。

ゴールデンレトリバーとは

ゴールデンレトリバーはイギリス原産の大型犬です。
19世紀半ばごろ、スコットランドで、交配により作りだされたという説が有力のようです。

イギリスケンネルクラブで1903年に公認され、ゴールデンレトリバーという犬種として確立されました。

水鳥の猟で、ハンターが水辺に撃ち落とした獲物(水鳥)を、泳いで取りに行き、陸地に持ち帰る(=retrieve)仕事をするために、作りだされされました。

ですので、合図に忠実に従い、きちんと獲物を持ち帰る賢さ、何時間もレトリーブを繰り返す体力がある犬です。

ゴールデンレトリバーには2種類ある

◆英国ゴールデンレトリバー
イギリスで作りだされ、そのまま発展していったゴールデンレトリバーをイングリッシュゴールデンレトリバー、(英国ゴールデンレトリバー)と呼びます。白色~クリーム色の毛色をしています。
毛並みは短めで少し硬め。ウェーブがきつい子が多いようです。
マズル(鼻先)は短めで、身体はがっしりとしています。

ゴールデンレトリバーは温和で賢いと言われますが、英国ゴールデンはまさにその通り。
後に紹介するアメリカゴールデンレトリバーよりも、おとなしい子が多いようです。

◆アメリカンゴールデンレトリバー
イギリスケンネルクラブに公認される数年前からゴールデンレトリバーは米国に渡ったと言われます。
渡った先で、交配が行われ今のアメリカゴールデンレトリバーの形になりました。

毛色は、明るいゴールドから、茶色に近い色まで幅があります。毛質は軟らかく、長め。
英国ゴールデンよりも、少し細身で、マズルはとんがって長めです。

性格はゴールデンらしく、温和で賢いのは変わらないですが、快活な子が多いです。
悪くいうと、少し興奮しやすいかもしれません。

最近は英国ゴールデンレトリバーも身近でよく見かけるようになりましたが、それでも、やはりアメリカゴールデンレトリバーの割合が多そうです。
ペットショップで見かけるのはほとんどがアメリカタイプです。

ゴールデンレトリバーの体格

体格はオスとメスで違います。
オス:体高/56㎝~61㎝ 体重/29㎏~34㎏
メス:体高/51㎝~56㎝ 体重/25㎏~29㎏

もちろん個体差がありますので、さらに大きい子、少し小柄な子と様々です。
ですが、一般的に見て、町を歩いているゴールデンレトリバーは太り気味な子が多いようです。
ゴールデンレトリバーは食べることが大好きです。
食べ物に執着する子が多いので、太らせてしまわないように飼い主がコントロールする必要があります。

ゴールデンレトリバーの性格

一般的に言われている性格は以下の通りです。

・おとなしくて利口
・思慮深い
・飼い主に従順
・穏やかな性格で誰にでもなつく
・社交的でほかの犬や動物との仲良くできる
・賢くしつけしやすい

ゴールデンレトリバーの実際

一般的に言われている性格ですが、飼ってみて「その通り」と思うことと、そうではないところもあります。
当たり前ですが、人間だって性格の違いがありますよね。
ゴールデンレトリバーだって個体差はあります。

◆幼少期
小さくてモコモコしていて、ぬいぐるみのようで本当にかわいいゴールデンの子供ですが、
実際は、とんでもないいたずらっ子です。
飼っている人は「怪獣」と表現することが多い時期です。
特に、歯が生え変わる時期は、なんでも噛みます。

ソファーの足
階段
家族の洋服
カーテン
くつ
家族の身体

口にはいるものはガブガブと、かみ砕こうとします。

大人の歯に生え変わるころには少し落ち着きます。
でも生後6か月頃になると知恵がついてきて、純粋に自分の興味を満たすいたずらを始めます。
ソファーを掘って、穴をあける。
ぬいぐるみの穴をあけて中身の綿を取りだす
高いテーブルの上に乗っている、人間の食べ物を取ろうとする

このころは何でも口に入れて、下手をすると食べてしまいますので、
壊されて困るもの、食べたら危険なものはきちんと片付けておく必要があります。
人間の赤ちゃんと同じです。

ゴールデンレトリバーが賢くて優しくて、性格がよさそうだから飼おう、と考えている人は
この怪獣期のことを理解しておかないと、

「こんなはずじゃなかった」
「家に帰るのが嫌でノイローゼになる」
などと、言いだす羽目に陥ります。

そして、ゴールデンレトリバーを手放す人が多いのも事実なのです。

幼少期のゴールデンレトリバーは怪獣」と覚悟して、おうちに迎えてくださいね。

◆大人
やんちゃ期がいつまで続くかはかなり個体差があるようです。
1歳前に落ち着く子もいますし、3歳ころまでやんちゃが続くこともあります。

それでも一般的に、家ではゆったりと過ごす時間が増えてきます。

過敏でびびりやすい子は、1歳過ぎた頃からほかの犬を警戒するようになることもあります。
我が家のゴールデンレトリバーは、まさにそのタイプ。
1歳までに触れ合っていたワンちゃんには穏やかに接しますが、それ以外のワンちゃんには威嚇したりします。
ゴールデンレトリバーが吠えると、ほかの人には驚かれてしまい、少し肩身の狭い思いをしますが、
個体差と思って、諦めています。
なるべくほかの犬に近づかないなどの対処をしてます。

◆老年期
動きがおっとりしてきて、寝てる時間が増えます。
お散歩に連れ出すと、引っ張ることなくゆっくりと穏やかに歩きます。
ゴールデンレトリバーと暮らして、一番幸せを感じるのがこの老年期なのではないかと個人的には思っています。

ゴールデンレトリバーがかかりやすい病気

◆股関節形成不全
関節部分の骨の変形により股関節がかみ合わないために起こる疾患

治療は内科的な処置(内服薬、体重制限、運動療法、運動制限など)
外科治療(股関節の手術)
遺伝的な要素が大きいが、肥満などが原因となることも多いそうです。
太らせないようにする、適度な運動をする、栄養をしっかりと取る、などが大切ですね。

◆胃拡張・胃捻転
胃がガスで膨れ上がって胃がねじれることです。
ねじれが起こると血流が滞りショック状態になります。
早期の治療をしないと死に至る怖い症状です。
胃捻転は、胸が深い大型犬に発生しやすいと言われており、ゴールデンレトリバーも起こりやすい犬種です。

原因はまだはっきりとはしていないそうです。

お腹が膨れる
落ち着かなく動き回る
元気がなくなる
げっぷをよくする
嘔吐する
嘔吐物が出ず嗚咽する
苦しそうに呼吸する

このような初期症状を見逃さず、すぐに獣医師の診察を受けましょう。
緊急手術が必要になるかもしれませんので、あらかじめ手術ができる動物病院を選ぶことをおすすめします。

◆悪性腫瘍
ゴールデンレトリバーの寿命は色々な説はありますが、10歳から12歳くらい。

SNS上でゴールデンレトリバーを飼っている方たちとの交流がありますが、
寿命と言われている年齢に達することなく、多くのゴールデンレトリバーたちが
悪性腫瘍により命を落とすのを目にしてきました。
悪性腫瘍に関しては、遺伝的な要素もあるとはいえ、生活習慣を見直すことで予防することもできるともいわれています。

ストレスを感じない生活を送る(運動、コミュニケーションなど)
粗悪なドッグフードを選ばない
太らせない
など、人間の健康法と同じです。

◆皮膚病
ゴールデンレトリバーはアレルギー体質の子が多いと聞きます。
我が家のゴールデンは幼少期は食べ物、大人になってからは予防接種でアレルギー反応を起こしました。
皮膚が弱いゴールデンレトリバーはアレルギーが皮膚炎となって現れる子もいます。
清潔を保つために、シャンプーの回数を増やす、食べ物を気を付ける、などの対処法が必要になります。

ゴールデンレトリバーを飼うデメリット

★毛が抜ける
それも大量に抜けます。一日何回も掃除機をかけないと追いつきません
★お金がかかる
ゴールデンレトリバーに限らず、大型犬はお金がかかります
食べる量は小型犬の比ではありません。
医療費、投薬などは体重で薬の値段が変わりますので、当然体重の重いゴールデンレトリバーは薬価が上がります。
熱さに弱いので夏はずっとエアコンをつけっぱなしです。夏の光熱費がかかります。
★家が汚れる
レトリバー種はよだれがすごいです。人の食事の様子を見ているだけで、床が水たまりのようになります。
雑巾、タオル、ティッシュなどが大量に必要になります。
★壁、床が傷だらけになる
大型なので、歩くだけで床が爪で傷つきます。さらにシニアになっても、時々童心を取り戻し家の中を走り回ったりするので、それはもう大変です。
★家具が壊される
脚を噛む、ソファーを掘るなどして家具が破壊されることが多いです。
★人づきあいが悪くなる
一人で長く留守番させておきたくないので、用事が終わるとすぐ家に帰りたくなります。
★i cloudの容量がいっぱいになる
とにかくかわいくて一日何枚も写真を撮りたくなります。一度撮ったら、消去できないのでバックアップが必要になり、
i cloudの容量をどんどん大きくしてしまいます。
★旅行に行きにくい
ペットホテルや動物病院に預けて旅行することもできますが、離れていると飼い主の方がペットロスになります。
旅行先でもゴールデンの写真を見て、一刻も早く逢いたくてたまらなくなり、旅行どころではなくなります。

ゴールデンレトリバーと暮らすメリット

★幸せになる
全身で愛を表現し、絶対に裏切らない無償の愛を与えてくれるので、本当に心から幸せになれます。
これはほかの犬種、ほかのペットでも同じですね。
★健康になる
1日1回から2回、もしくはそれ以上散歩に出るので、飼い主の運動不足も解消されます。
ゴールデンレトリバーを飼っている飼い主さんで、すごく太ってる人を見たことはありません。
また、飼い主が病気になると、ゴールデンの世話ができなくなると思うと、
嫌でも自分の健康に気を遣うようになります。
★家族が仲良くなる
ゴールデンレトリバーは争い事が嫌いなので、家族が喧嘩していると仲裁してきます。
★高価な洋服が必要なくなる
ゴールデンレトリバーを飼っていると、洋服に毛が付いたり汚れたりするので、
飼い主はざぶざぶ洗える素朴な洋服を着るようになります。
★冬の暖房費が安くなる
一緒に寝ていると大変暖かいので、寝具を温める必要がなくなります。

ゴールデンレトリバーあるある

・ご飯を残したのは、家に連れてきたその日だけ
・掃除機のように、ご飯を吸いこむ
・食べたらすぐ出す
・大量に出す
・すくすく毎日大きくなる
・ケージの外に出すとずっと起きてハイテンション
・ケージの中に入れたとたん爆睡
・靴をレトリーブするので、玄関の靴は全て収納
・おもちゃは瞬殺
・大人の毛に抜け替わるときの抜け毛は、子犬数匹分
・洋服を破って子供を泣かす
・掃除機を各部屋に常備するようになる
・よだれをふくためのティッシュ消費が半端ない
・コロコロも各部屋常備
・よだれトラップで足を取られる
・パンは家では食べれない
・蝉はおやつと思っている
・落ち葉はおやつと思っている
・冷蔵庫を開けると飛んでくる
・大人になると人がいる時だけしか悪戯しない
・宅配便が届くと全部自分のものだと思って顔を突っ込む
・撫でてくれた人は忘れない
・外を歩く人はみんな自分を撫でたいと思ってると勘違いしている
・走ってる人をみると追いかけてしまう
・ソファーは自分のものだと思っている
・シャンプーという言葉に敏感
・とんでもなく不細工な顔で寝ているときがある

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ゴールデンレトリバーを飼ってはいけない人

ゴールデンレトリバーは、本当に可愛くて、飼いやすく、多くの人に飼ってもらいたいと思います。
でも、その反面、飼ってはいけない人がいることも否めません。まとめました

◆転勤が多いひと
借家を移り住むことが多い人にはお勧めしません。
ゴールデンレトリバーを手放す理由で多いのが、「引越し先で飼えないから」というもの。
「飼える家を死ぬ気で探せや」といいたいところですが、ペット可の賃貸物件が増えてきたとはいえ、
大型犬を飼ってもいい物件となるとハードルが上がります。
自分が転勤族で、これから犬を飼おうと思っているのならば、ゴールデンレトリバーを含め大型犬は諦めてください。

◆これから家族が増える人
特に、これからお子さんを産もうと思っているカップルの方。
ゴールデンレトリバーは毛が大量に抜けます。万が一、自分のお子さんがアレルギー体質で
犬アレルギーとして生まれてきたら、やはりお子さんを第一に考えますよね。

ゴールデンレトリバーを手放す理由、「子供がアレルギーなので」も大変多いです。
そしてゴールデンレトリバーは、子育てと同じくらいのエネルギーが必要なので、
まず、自分の子供を育てて、落ち着いてからゴールデンレトリバーを家に迎えても遅くはありません。

◆犬は外で飼うのが当たり前と思っている人
ゴールデンレトリバーは外で飼う犬ではありません。
家の中で家族のそばで暮らすことに最高の幸せを感じる犬種なので、外飼いなどもってのほか。
家に犬が入ると家が汚れる、と思っている人は絶対に飼ってはいけません。
そもそも犬を飼わないでください。

◆お金がないひと
ゴールデンレトリバーを含め、すべてのペット、お金はかかってきます。
予防接種、フィラリア予防薬、避妊手術、病気になったらさらに治療費。
すべて健康保険はありませんので、実費です。
言いたくはありませんが、ある程度の収入は必要です。

まとめ

全てのゴールデンレトリバーが、一つの家族のもとで幸せな一生を生きていけるように願い書きました。

ゴールデンレトリバーを飼いたいと思っている方々、よーく考えて迎えてください。
一度家に迎えたら、終生その子を家族として育ててください。
里親を探すゴールデンレトリバーがいなくなりますように。

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