早起きは三文の徳? 「スゴい早起き」を読んで朝活にチャレンジ 早起きは本当にすごかった
塚本亮さんが書かれた「頭が冴える!毎日が充実する!スゴい早起き」という本を読みました。
これを読むと早起きしたくなり、実際に朝、早く起きられるようになったので、ご紹介しつつ早起きについて書きたいと思います。
目次 Contents
最近の早起き事情
「早起きは三文の徳(得)」という諺はよく知られています。
「早く起きるといいことがある」という意味です。
そして、最近では早起きをして朝の時間を有効に使うという意味で、「朝活(あさかつ)」という言葉もよく目にします。
これは、世界の成功者の多くが朝型で「早起き」を実践しているのをメディアでもよくみるようになったからかもしれません。
よく知られているところでは、
アップルの創業者 故スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)氏
アップル社CEO ティム・クック(Tim Cook)氏、
ツイッター創業者の一人 ジャック・ドーシー(Jack Dorsey)氏
ウォルトディズニー社会長兼CEO ロバート”ボブ”アイガー(Robert “Bob” Iger)氏
など、その他多くの著名人が早起きの実践をしていることから、早起きにはなにかメリットがありそうですね。
「頭が冴える!毎日が充実する!スゴい早起き」の著書、塚本亮さんは、高校2年生の時に「早起き」にチャレンジしたことが人生のターニングポイントだったそうです。
勉強ができず、スポーツもできない、悪い友達と悪さをするような高校生が、一念発起して「早起きして勉強」することにしたら、どんどん成績があがり、有名大学へ入学、さらには留学し起業するまでに至ったそうです。
「早起き」の効果を自ら感じたからこそ、「早起き」のすすめをこの本で書いていらっしゃいます。
この中に書かれている
◇早起きの効果
◇早起きするコツ
この2つが私の「早起き」チャレンジを成功に導いてくれました。
早起きの効果
脳科学でも証明されていますが、朝起きてからの2から3時間は、脳のパフォーマンスが上がる「脳のゴールデンタイム」と言われています。
要するに、起きてからの数時間が、一番頭が冴える、ということですね。
寝ている間に、脳の中が整理されて、朝起きたときには整備されたグランドのようになっているので、仕事や勉強をするのに最も適しているそうです。
そして、早朝というのは家族が起きてこないし、誰にも邪魔されない時間なので、日常「時間が無い」と感じている人には、時間を捻出できる唯一のチャンスなのです。
以上は、塚原さんの本に限らず、「早起き」推奨本にはよく書かれている内容です。
ただ、塚原さんは、それ以上に「早起き」によって得られるものがあったといいます。
それが、「自信」です。
早起きによって「やればできる」という自信を得られたそうなのです。
人は「自分をコントロールできている」という感覚を失うと自信を失ってしまいます。
自信を持つには「自分をコントロールできている」という体験を積む必要があります。早起きはこの感覚を養うのに最適です。
時間を管理し「1日をコントロールしている」という感覚がもてるようになると、「自分をコントロールできている」という感覚がよみがえります。この積み重ねが自信を育んでくれるのです。
早起き失敗続きの私でしたが、この本を読んでから「早起き」チャレンジしたら、成功したのです。
早く起きたくても、思った時間に起きられないと、
「私ってダメだなあ」と自己嫌悪してしまい、その一日はずっと無気力になってしまうことが多かったのです。
早起きしなかった数時間、多めに寝ているはずなのに、午後になると眠たくなってしまい、だらだらと昼寝をしてしまったり、やらなきゃいけないことがあるのに、先延ばしにしてしまったり。
ところが、一度早起きに成功したら、その日は一日中テンション高くいられて生産性があがり、午後も眠たくなることがありません。そして、翌日も早起きしたくなり、早めに就寝しようと思うのです。
早起きして、時間を管理すると「自分をコントロールできている」という感覚が生まれると書いてありましたが、まさにその通りでした。その感覚が、次の成功体験を産むのです。
早起きのコツ
朝早く起きられない人が一番知りたいのが、「早起きのコツ」だと思います。私もそうでした。
朝、早く起きられる秘訣として塚本さんは
「早起き=苦痛」だとうまくいかない、としています。
「つらいけど早起きしなきゃ」という気持ちで臨むと、つらさを思い起こさせてしまい、かえってモチベーションが低下していまうのだそうです。
「早起きしなくちゃ」の意識を減らす4つのコツとして、この本では以下の4つをあげています。
◇快の追及
◇自分と戦わない工夫
◇睡眠の質を高める
◇楽しい朝のルーティーンをもつ
ひとつひとつみていきましょう
◇快の追及
自分がやりたいと思うことをする。
朝、早く起きたら、「やらなくてはならないこと」ではなく、「やりたいこと」をするのです。
朝起きたら、あれをしよう、とワクワクしながら寝付くと、びっくりするくらいあっさりと起きられます。
私の場合は、ブログを書いていますが、下書きしたあと、手直しをして更新する瞬間が一番ワクワクしてほっとします。
ですので、手直し、更新を翌朝に残してから、就寝したところ、本当にすっと早起きができたのです。
・好きな音楽を聴く
・ウォーキングに出かける
・SNSのチェックをする
・ポケモンGOをしにでかける
などなど、なんでもいいと思います。「早起きしたら、○○やりたい」と思って寝てください。
◇自分と戦わない工夫
早起きを阻む原因として、良く眠れないこと、つまり良質な睡眠がとれないということが一つとして挙げられます。
質のよい睡眠をとるには、誘惑物に接する回数を減らすことが最も手っ取り早いことです。
誘惑物とはなんでしょう。
飲み会、スマホ、アルコール、テレビ、その他たくさんあります。
それらの誘惑物を、我慢しようとしてセルフコントロールしようとすると、余計にモチベーションが下がってしまいます。
大事なのは、我慢しなくてもいい環境に身を置くこと、つまり自分の誘惑物を認識して、それを避ける生活をすることが大事なんだそうです。
このご時世ではアルコールとスマホ対策が必須だとか、、、。
特にスマートフォンは、横になって寝付くまで、ついつい見てしまいます。これを避けるためには、手元に置かない、などの工夫が必要になります。
そして、このスマホ対策は、次の「良質な睡眠をとる」ことにも大きく関わってきます。
◇睡眠の質を高める
質のよい睡眠がとれると、翌朝スッキリと目覚められます。そして、睡眠の質を上げるには、夜の過ごし方がカギとなってきます。
・メラトニンの分泌を促す
眠たくなるために必要なメラトニンというホルモンは暗くなるとより多く分泌されます。寝る少し前から部屋を暗くして、光を浴びないようにすれば、メラトニンのおかげですんなりと入眠できます。
スマホ、テレビ、パソコンは光が出ますので、メラトニンの分泌を邪魔してしまいます。
・食事の時間を工夫する
食後すぐ眠ると、消化活動が活発になるため、脳や身体は休めないといいます。
ですので、食事の時間は遅くなりすぎないように工夫する必要がでてきます。
併せてカフェインやアルコールも飲む時間を考えないといけませんね。
・入眠しやすくする
ベッドに入って寝付けないと、頭の中でいろいろと考え始めてしまいますね
そうなると「翌日やらなくてはならないこと」を考え始め、気になって眠れなくなってしまうことがあります。
そうならないために、寝る前に「明日やること」を書き出すことをお勧めしています。
ツァイガルニク効果といって、「もうやったこと」よりも「まだやっていないこと」の方が脳に残りやすいのだとか。
「やってないこと」を考え始め、気になって眠れないとなることを避けるため、「明日やること」を書きだして、心残りをいったん棚上げしてしまうといいのだそうです。
私の経験からいうと、寝付く前のスマホをやめると、本当に睡眠の質は良くなると感じました。
寝つきもよくなるし、ちょっとしたことでは目が覚めないほど、眠りが深くなりました。
翌朝、SNSをチェックする楽しみを残しておくことで、朝もすんなり起きられます。
早起きは身体に悪い!?
早起きのことを検索すると、早起きの利点だけでなく、悪いという記事もたくさんヒットします。
例えば、メンタリストのダイゴさんは、ブログの中で
「実は早起きは身体に悪い!という事実」という記事を書いています。
まとめると、朝早く起きられるかどうかというのは遺伝子で決まっているので、早起きできない人が無理に早起きする意味はないと書いています。
そして、自分の体内リズムに合わせて起きる時間を決めたほうがよいとあります。
ストレスホルモンのコルチゾールのことと併せて書いていて参考になります。
少なくても7時前に起きると健康に悪い、とも断言しているので、私としてはせっかく早起きをできるようになったのに、残念です。
早起きすると寿命が縮む、早起きは身体に悪いなど、多くの記事が書かれています。
まとめ
この本のおかげで、早起きを実践できるようになりました。
確かに朝早く起きることで、生産性は上がりますし、一日元気でいられます。
反面で、早起きに対する反対記事も見受けられ、どちらが正しいのかは分かりません。
自分の体調にしっかりと耳を傾けて、その都度、起きる時間を変えていってもいいのかな、と思います。
ただし、早起きできると、自分の時間をコントロールできているという感覚は確実に得られます。
何かにチャレンジしたい、勉強したい、時間が欲しい、そんな気持ちがあるならば、
騙されたと思って、ぜひ早起きに挑戦してみてください。
【参考文献】
頭が冴える!毎日が充実する!スゴい早起き
塚本亮著
すばる舎
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