NHKの朝の連続小説「スカーレット」は、女優の戸田恵梨香(とだえりか)さん演じる「川原喜美子」は
滋賀県信楽で女性初の陶芸家の半生を描いているドラマです。
仲睦まじい陶芸家夫婦の関係に暗い影が差し込んでいる最近の放送です。
目次 Contents
スカーレット振り返り
主人公は川原喜美子(戸田恵梨香ーとだえりかーさん)。
戦後まもなく、家族(両親と妹2人)で大阪から滋賀県の信楽へ転居してくる。
貧しい家庭のため中学卒業後、大阪へ働きに出される。
3年後父親の意向で信楽へ呼び戻された喜美子は、地元信楽焼窯元「丸熊陶業」に就職。
幼少期から絵が得意だった喜美子は、絵付師の深野心仙(ふかのしんせん、キャストはイッセー尾形さん)に心酔し、弟子入りをする。
修業を重ねて、自らのデザインも認められた喜美子は、
新入社員として入社してきた陶芸家志望の
十代田八郎(松下洸平ーまつしたこうへいーさん)と親しくなり、彼から陶芸を教わるようになる。
その後、結婚した2人は独立。陶芸展で金賞を受賞し、
才能を認められ、陶芸家となった八郎の工房で夫婦2人で働いている。
子供は、男の子、武志(キャストは子役の中州翔馬くん)
そこへ、弟子入り希望の松永三津(キャストは黒島結菜さん)が現れて、住み込みで弟子入りしました。
八郎は、陶芸家として壁にぶつかっている状況で、
才能ある「喜美子」への複雑な心情がドラマの中では表現されています。
でも喜美子は自分の才能のことよりも、いつも「八郎ファースト」。
それが、さらに八郎を追い詰めている、そんなところでしょうか。
仲良し夫婦に現れる暗雲
ドラマの中では、観ていて恥ずかしくなるほど仲の良い、喜美子と八郎カップル。
2人が恋に落ちる時期から、十代田八郎を演じる俳優の「松下洸平」さんの人気も上がり始め、
朝の放送が終わってからの番組、「あさイチ」にも出演していました。
しかし、最近の放送では、喜美子の自由な発想と才能を見せつけられて、八郎が複雑な思いを表に出しています。
新たに弟子入りした、松永三津(黒島結菜くろしまゆいなさん)が、その素直で天真爛漫な性格から、
八郎の「ホッとできる存在」になりつつある状況です。
どうも雲行きが怪しい、と思い、スカーレットの主人公「川原喜美子」がモデルとなった女性陶芸家の神山清子さんのことを調べてみました。
モデルとなった神山清子さんとは
※正確に言うと主人公「川原喜美子」のモデルが「神山清子さん」とは言えず、参考にしている程度とのことです。
神山清子(こうやまきよこ)さん
1936年生まれ、日本の陶芸家。
滋賀県信楽を拠点にする日本の女性陶芸家の草分けで、日本国内の骨髄バンクの立ち上げにも尽力した。出典:ウィキペディア
神山さんが陶芸を始めた頃は、女性が陶芸をすることに対して風当たりが強く、かなり苦労したようです。
実は神山清子さんをモデルにした映画もあります。
火火(ひび)
主演:田中裕子さん夫に去られ、女手一つで2人の子供を育てながら、長年の夢である穴窯による自然釉に挑戦する女性陶芸家が、息子・賢一の発病をきっかけに、骨髄バンク運動を始め、全国の白血病患者を勇気づけていくというストーリー
出典:日本陶磁協会・協会ニュースより抜粋(平成17年1月号)
「夫に去られ」???
息子の発病???
「夫に去られ」というのは、どういうことなのか、もう少し調べました。
神山清子さんの夫は?
「火火」の中では、陶芸家の夫は、作品作りを手伝う女性と蒸発してしまっています。
神山清子さんの元夫は「神山易久(こうやまやすひさ)」さん。
この方も陶芸家で現在もご存命です。
インスタグラムで検索すると#yasuhisakohyamaで出てきました。
海外で評価が高いようですね。
神山易久さんは1936年生まれ.
滋賀県信楽出身の陶芸家です。
釉薬をつけずに穴窯でじっくり焼く手法をもちいて作品を作っています。
活動は日本だけではなく、米国やドイツフランスなどの美術館にも出展して高い評価を得ているそうです。
色々なサイトによると、神山易久さんは、神山清子さんと結婚しますが、同じ陶芸家としての葛藤からか、好きな女性ができて最終的には清子さんと離婚してしまいます。
離婚したのちも、日本を始め海外でも評価の高い陶芸家としての地位を保っているようです。
◇好きな女性ができた。
◇作品作りを手伝っていた女性と蒸発
などと、わりとスキャンダラスだったという情報が飛び込んできました。
今の朝ドラの状況からは、そんなにドロドロするとは考えられません・・・。
スカーレット主人公の川原喜美子が神山清子さんを参考にしているとすれば、松下洸平さん演じる十代田八郎(結婚して川原八郎)は神山易久さんを参考にしていることでしょう。
そして、八郎が心を許す松永三津という女性も現れました。
2人は離婚してしまうのでしょうか???
息子が白血病に
そして、神山清子さんの半生にはもう一つショッキングな悲劇があります。
息子であり陶芸家でもあった、神山賢一さんが29歳の時に慢性骨髄性白血病で倒れてしまいます。
賢一さんは骨髄移植によって一時は快方に向かいますが、最終的に亡くなってしまいます。
このことがきっかけに、神山清子さんは骨髄バンクの必要性を感じ、社会に訴える活動を始めました。
母親にとって、子供を亡くすというのは、どんなにつらいことか、容易に想像できます。
夫との離婚、息子の早逝など、多くのつらい出来事を乗り越えたとても気丈で激しい女性なのですね。
スカーレットこれからどうなる?
さて、今後スカーレットはどうなっていくのでしょう。
喜美子と八郎は離婚するのか。
息子は病気で亡くなってしまうのか。
相変わらずの貧乏だが、夫や息子のかたわらで、大好きな陶芸にいそしむ喜美子。
だが、幸せなはずの生活は思惑通りにはいかず、大きな波乱が彼女を待ち受けている。
出典:NHKスカーレット公式サイト
大きな波乱とはなんでしょう。
NHKの朝ドラで、主人公が離婚する??
個人的にはこのまま仲良く幸せな半生を過ごしてほしいですが、そうはいかないようです。
朝の連続テレビ小説で主人公が離婚する、というのも初めてではありません。
1996年(平成8年)10月から1997年(平成9年)4月初まで放映された「ふたりっ子」という作品の中では、
主人公の一人で棋士の「野田香子」は夫と離婚しています。
おまけにこの作品では、主人公の父親が、女性歌手と駆け落ちしていました。
ですので、神山清子さんの半生がそのまま描かれる可能性は大です。
子供が亡くなってしまう??
NHK朝ドラを視聴しているのは、主婦の方も多いでしょう。
実際、子供関係の友達(ママ友)との話題は朝ドラ関係が多いです。
つまり、子育てをしている世代、子育てをしてきた世代。
そういう立場から見ると、子供が早く亡くなってしまうというのはとてもつらいことです。
できれば、そんなシーンは観たくない、というのが本音。
朝ドラ「スカーレット」ではどうでしょう。
神山清子さんのもう一つの大きな活動として、「骨髄バンク設立のための活動」というのが挙げられます。
そうなると、スカーレットでは息子武志の病気は避けられそうもありません。
神山清子さんのご子息、賢一さんが罹患した慢性骨髄性白血病がそのまま使われるかどうかは分かりませんが、何らかの病気は登場してくることでしょう。
ちなみに、成人後の息子役には俳優の「伊藤健太郎(いとうけんたろう)」さんが決まっています。
登場が楽しみです。
子供が亡くなるという朝ドラも過去にはありました。
あまり古いのは観ていないので、割愛しますが、記憶に新しいところでは
2013年下半期 第89作の「ごちそうさん」息子が戦死。
2014年上半期 第90作の「花子とアン」息子が病死。
などでしょうか。
深い悲しみをヒロインたちは、乗り越えています。
まとめ
NHK朝の連続テレビ小説「スカーレット」は実在する女性陶芸家「神山清子」さんの半生を参考に作られている。
神山清子さんは、夫と離婚し、息子が白血病で亡くなったことをきっかけに、骨髄バンク設立のために活動をしている。
そのまま描かれるとは限らないが、「スカーレット」内でも似たような事件は起こりそう。
以上です。
個人的には、今後起こることを予測すると、あまり楽しみとは言えないというのが本音です。
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